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道具はレンタル&支払いはキャッシュレス! 手ぶらでスマートに、キャンプを楽しむ

一昔前までのキャンプ場といえば、電話で予約し、現金での決済が当たり前。テントなどのキャンプ道具を買い揃えるだけでも一苦労だというのに、問い合わせが殺到するハイシーズンになると電話すら繋がらないことも…。しかし、そんなアナログだったキャンプにもデジタル化が浸透。今やほとんどのキャンプ場がオンラインで予約でき、キャッシュレス決済に対応する施設も増えている。さて、そんなキャンプシーンが当然になった今、よりスマートなキャンプスタイルとして注目されているのが“手ぶらキャンプ”だ。キャンプ道具のレンタルサービスを提供するhinataレンタルを取材した。実際に手ぶらキャンプを体験し、これからの「キャンプの楽しみ方」を考える。

_DSC5685.jpg  キャンプ道具専門のWEBレンタルサービスhinataレンタルを運営するvivit株式会社の近藤 実氏

きっかけの第一歩に。アウトドアレジャーのハードルを下げる、キャンプ道具WEBレンタルサービス

近年、アウトドアレジャーを楽しむ人が増加傾向にある。なかでも、キャンプへの注目度はとりわけ高く、日本オートキャンプ協会による調査(2019年時点)でもキャンプ人口は6年連続で増加していることが発表された。世間ではこの勢いを「第二次キャンプブーム」と呼び、今後のアウトドア市場拡大を見込んで多くの企業が新規参入。今回取材したhinataレンタルもその一例だ。

hinataレンタルとは、キャンプ道具を専門としたWEBレンタルサービス。アウトドアメディア「hinata」を運営するvivit株式会社のサービスの一つで、“初心者のキャンプデビューへのハードルを下げる”をコンセプトに誕生した。

「キャンプ初心者の方に、キャンプの魅力を伝えられたら…」と語るのは、hinataレンタル事業部の近藤 実氏。「より多くのお客様、特に初めてキャンプをする方に本格的なアウトドアライフを送ってほしい。そんな思いでhinataレンタルを立ち上げました。キャンプってどうしても、道具がなければできないというネガティブなイメージがあるんですけれど、弊社のレンタルサービスでは、テントやテーブルはもちろん、寝袋やランタンまで一通りのキャンプ道具を取り揃えておりますので、キャンプ道具をお持ちでない方にもキャンプを楽しんでいただけます」

_DSC9471.jpg    hinataレンタルの専用WEBサイト。テントを選ぶには「テント」のカテゴリーをタップ。33種類から好きなモデルを選べる。

WEBで簡単にキャンプ道具をレンタルできるhinataレンタルは、思い立ったときのキャンプに好都合。会員登録不要のため、キャンプの予定日さえ決まれば、専用のWEBページから商品をセレクトするだけだ。

しかし、選択肢が豊富なだけに何を選べば良いのかわからないという人もきっと多いはず。実際、「どのような商品を借りれば良いんですか?とお問い合わせをいただくこともあります」と近藤氏は話す。「お問い合わせいただければ、お客様のご要望にあった商品を提案させていただきます。また、ブランドや利用人数などの条件を選択するだけで、条件にあったアイテムが表示される絞り込み機能もあるので、初心者の方でも用途に適したアイテムを簡単に選ぶことができます」と、ビギナーキャンパーを孤立させない真摯な対応を見せている。

レンタルしたいアイテムが決まれば、「利用開始日」と「返却日」をカレンダー上で選択するだけ。注文の操作はいたって簡単だ。注文情報を入力し、あとは決済方法の案内に従って支払いを済ませたら予約が完了。支払い方法は、アメリカン・エキスプレスなどのクレジットカード決済に対応しているから便利だ。

_DSC8291.jpg    満願ビレッジ オートキャンプ場の受付棟に届けられたhinataレンタルの商品。チェックインの前日には現地に荷物が届いているので安心だ。

_DSC8470.jpg   ダンボールの中には、キャンプ道具と一緒に返送用の包装資材(PPバンドとそのストッパーなど)が同封されているので、わざわざキャンプ場にガムテープなどを持っていく必要がない。

_DSC8828.jpg   商品それぞれに取扱説明書が同封されているので、設営が難しいテントも安心して組み立てることができる。

必要最低限の荷物で楽しむ、これからのキャンプスタイル

hinataレンタルは扱う商品の豊富さに加え、直接キャンプ場まで配送できるのが大きな強みだ。レンタルした商品を自宅だけでなく、キャンプ場でも受け取ることができる(※)ので、発送先を現地に指定しておけば、まさに手ぶらでのキャンプが可能になる。また、「最近では、フェス用に弊社のレンタルサービスをご利用いただく方も増えています」と近藤氏。「フェスに行ったことのある方はご存知だとは思いますが、フェス会場から駐車場までが徒歩10分っていうところも結構多いんですよね。例えばそこがキャンプインフェスの場合、車を停めた場所から会場まで持参したキャンプ道具を持ち歩かないといけないので、ライブを楽しむ前に疲れてしまう。その点、弊社のレンタルサービスなら直接イベント会場にキャンプ道具をお届けできますので、フェスなどのイベントにも多くの方に利用いただいています」と、さまざまな活用方法があるようだ。

アイデア次第では多用途で活用できるhinataレンタル。使用後も現地から返送できるので、このシステムをうまく活用すれば2泊3日の国内旅行のうち1泊だけキャンプという計画も立てられなくはないだろう。

※hinataレンタルのキャンプ場一覧に掲載されている全国のキャンプ場へ直接配送可能。掲載されていないキャンプ場へも事前確認がとれれば配送可能。

_DSC8961.jpg   満願ビレッジ オートキャンプ場では、事前に「バーベキュー食材セット」を予約しておくことが可能。また、キャンプ場から車で10分の距離にスーパーの他、コンビニやホームセンターもあるから便利だ。

_DSC9106.jpg   キャンプの醍醐味でもあるアウトドア料理。大きなテーブルをレンタルすれば調理がはかどる。

多様化するキャンプのスタイル。アウトドア業界が見据える先は?

今回訪れた満願ビレッジ オートキャンプ場は、キャンプ初心者でも安心して過ごせる高規格な施設。コテージやトレーラーハウスが人気で、オンライン予約やキャッシュレス決済できる点も高く評価されている。「ここで宿泊されるほとんどのキャンパーさんはコテージなどを利用されるんですが、ここ何年かテント泊も増えてきました。テントの種類も増えましたし、設営しやすいモデルも数多く打ち出されているので、初心者の方もキャンプを始めやすくなったんじゃないですかね」とキャンプ場スタッフが最近の変化について話してくれた。

キャンプ場のスタッフが言うように、近年はいわゆるアウトドアブランドからだけでなく、あらゆるブランドからテントが打ち出されている。ベーシックなドームテント、リビングと寝室が一体化したツールームテント、一本のポールで天幕を持ち上げるポールテントなど、その種類はさまざま。それぞれにメリット&デメリットがあり、買った後で「これ使いづらいかも」は遅い。特に、テントはキャンプ道具の中では高価なアイテム。そういった意味でもhinataレンタルなどのレンタルサービスでキャンプ道具の使い心地を試すのも良いかもしれない。

_DSC9173.jpg   テントを張る場合は「林間テントサイト」を予約しよう。

多種多様な道具、サービスが生まれていくなかで、キャンプの楽しみ方は幅広いものになっている。hinataレンタルのようなサービスを活用したキャンプも今後のキャンプシーンではホットなスタイルとして注目されていくだろう。

「hinataレンタルだけですべて揃うような展開を考えているので、キャンプ道具以外にも今後は食材や炭なども購入できるようなサービスも導入できればなと考えています」と今後の展望を口にした近藤氏。昨今はキャッシュレスに対応するキャンプ場も増えてきている。完全に現金も道具も持たないキャッシュレスでスマートなキャンプが現実となるかもしれない。

■LOCATION

コテージやトレーラーハウスなどで人気を博す満願ビレッジ オートキャンプ場。見晴らしの良い林間テントサイトも評判で、夏の避暑地としても注目されている。また、キャンプ場から徒歩2〜3分離れたところに温泉があるのも魅力で、長距離ドライブやキャンプ後の疲れた身体を癒すのに最適。たまには都会の喧騒から離れ、自然を満喫してみてはいかがだろうか。

施設名:満願ビレッジ オートキャンプ場(公式サイト
住所:埼玉県秩父郡皆野町下日野沢3902-1 施設:アメリカントレーラーハウス(全7棟)、木製コテージ(全10棟)、林間テントサイト(全3区)
電話:0494-62-4726(9:00〜17:00)
営業:年中無休 ※1月と2月のメンテナンス定休日を除く
決済方法:現金、またはアメリカン・エキスプレスなどのクレジットカード決済、一部QRコード決済


キャンプにおけるハードルの高さは、クルマの存在も一つある。アメリカン・エキスプレスのカード会員になると、指定のレンタカー会社にて基本料金から5%オフでレンタカーの利用が可能(国内に限る)。キャンプ道具とともに、クルマもレンタルで手配してみてはいかがでしょうか。