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海外での賢いクレジットカードの使い方4選

旅行や観光はお金がかかるものだ。スーパーボウルやファイナルフォー、オリンピック、ワールドカップといったイベントを各国、各都市がしのぎを削って誘致する理由はまさにここにある。こうしたイベントを開催するにはインフラやプランニング、セキュリティに膨大な費用がかかるが、その一方で開催地のホテルや飲食店、店舗での取引が増え、地元経済も活性化する。旅行者に自覚があるかどうかにかかわらず、結果として、旅行者が払う旅費の大部分は滞在先や訪問先のマーチャント(業者)との取引で発生する。これは、旅行に出発する前にホテルや日帰り旅行を予約する場合でも、目的地に到着したときに買い物や食事をするだけの場合でも同じだ。そう考えると、訪問先でのこれらすべての業者への支払い手段は何が最善なのだろうか。現金?トラベラーズチェックそれともクレジットカードだろうか?

重要なポイント

  • 海外への旅行や観光は刺激やくつろぎを与えてくれるが、観光客は海外でどうやって買い物をするのか考えて決める必要がある。
  • 現金はスマートさに欠け、レート換算が面倒で、さらに盗難による損失の可能性があるが、クレジットカードなら旅行中の支払いが簡単である。たとえ盗難にあっても、クレジットカードであればすぐに使用を停止でき、再発行が可能だ。
  • 保有するクレジットカードについて、海外で使用した場合の手数料や利用の制限を忘れずに確認しておくこと。国際手数料の不要なカードもあるが、大半のものは手数料がかかる。
  • 自分の旅行プランをクレジットカード発行会社に事前に知らせておく。そうすれば、旅行先でカードを使っても、クレジットカード発行会社は、カードが盗難にあって海外で不正使用されたとの疑いを持たずに済む。

旅にクレジットカードを連れて行く

現金は常に多少は必要となるが、支払いを基本的にクレジットカードで行えば、海外旅行の面倒を大幅に減らすことができる。クレジットカードなら何より両替の必要がない。いくら両替すべきかと悩む必要がなくなり、可能な限り最も良い水準で為替レートを自動的に利用できる。さらにクレジットカードはしまいやすく、安全に持ち運べるだけでなく、たとえ盗まれたとしても、実際に損失を被ることがないため、スリに遭うことがそれほど大きな脅威ではなくなる。カードはその紛失を報告するだけで、不正に行われた買い物に対する支払いの義務から免れることができる。

しかし、支払いにクレジットカードを使うようにするだけで、海外での出費を抑えられるわけではない。実際に支出を抑えるには、以下の4つの簡単なヒントに従う必要がある。※より賢く旅行するならTravel Smart By Planning How You’ll Pay (英語記事)を確認。

出発前

コツその1外貨取扱手数料のクレジットカードを作っておく
非営利団体、ピュー慈善信託の調査によると、銀行が発行したクレジットカードの91%、そして信用組合が発行したクレジットカードの57%で外貨取扱手数料が徴収される。手数料は通常、各買い物の2〜3%で、海外で購入したあらゆる商品について、結果的に値札を大きく上回る金額を支払うことになる。

そうした手数料がかかるのかどうか、出発前にクレジットカードやデビットカードの契約内容を確認しておこう。手数料がかかるのであれば、外貨取引手数料不要のクレジットカードや、海外のATMでの現金引き出しに追加料金がかからないデビットカードを申し込んでおこう。外貨取引手数料のかからないカードの人気は高まる一方だが、外貨取引手数料不要のクレジットカード発行会社のトップであり続けているのは引き続きCapital Oneとなっている。※詳しい情報はHow To Read Loan And Credit Card Agreements(英語記事)を確認。

コツその2:出発前にクレジットカード発行会社へ連絡する
必要なカードを入手したら、自分の旅行プランをカード発行会社へ伝えて、海外滞在中にコレクトコールでサポートが受けられる電話番号を確認しておこう。事前に連絡を入れておくと、カードの不正利用が疑われて利用が思いがけず停止されることがないだけでなく、海外滞在中に何らかの問題が発生した場合に無料で発行会社に連絡が取れる方法も教えてもらえる。※クレジットカードを利用するメリットを詳しく知るにはCredit Card Perks You Never Knew You Had(英語記事)を確認。

海外滞在中

コツその3:ダイナミック・カレンシー・コンバージョンを避ける
外貨を米ドルに頭の中で換算するのは簡単ではない。少なくとも買い物中は即座に計算できない。海外の業者の中にはこのことを自分たちに良いように利用し、旅行者に不利な為替レートを使い、レジで支払額を米ドルに換算して提示する。旅行者は自分に不利なレートが使われているのを知らない。しかしこの問題への対策は簡単で、現地通貨での支払額が記載されていない小切手や領収書にはサインをしないだけだ。旅行中の飲食や買い物で請求された額が適正かどうか判断する自信がない場合は、出発前に為替レートについて調べておくか、スマートフォン用のアプリを入手しよう。

コツその4:パスポートを常時携帯する
チップアンドピンテクノロジが導入されている欧州のクレジットカードは、不正を防止する点で米国のクレジットカードをしのいでいる。米国のカードがいまだに採用している磁気ストライプシステムは技術面で劣り、米国外ではもはや信用がない。そのため、海外の多くの業者は、特に欧州において、正式な身分証明書を持っていない旅行者のクレジットカードを受け付けない。が、もちろん、パスポートを携帯していれば問題はない。業者は、クレジットカードの利用者が本当にそのカードの利用権限を有しているかどうかを確認したいだけだ。※旅行のヒントについての詳しい情報は、Travel Tips For Keeping You And Your Money Safe(英語記事)を確認。

まとめ

海外旅行は複雑で費用もかかるものだが、海外で支払いを行う上で発生するコストや手間を最小限に抑える方法がある。外貨取扱手数料不要のクレジットカードを保有し、自分の旅行計画をクレジットカード会社に前もって通知し、支払いは現地通貨で記載された価格でのみ行えば、旅行から帰った後にカードの請求書を見て驚くことはないだろう。さらに、欧州決済協議会が米国で主流の磁気ストリップクレジットカードの使用を制限したことを踏まえ、どこへ行くにも必ずパスポートを所持し、追加料金不要で海外で使用できるデビットカードを持参しよう。

換金レートや外貨の取り扱いばかりに気を取られて、海外旅行が終わってしまうことのないようにしたい。そのためには、出発前に自分に合った適切な支払い方法を手に入れて、旅行を楽しむ、あるいは本腰を入れてビジネスに取り組むといった旅の本来の目的に集中しよう。※旅行中の節約に関する詳しい情報は、Globetrotting On A Budget(英語記事)を確認。

 

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