Withコロナ時代にもフィット。完全個室で楽しむ「ソロサウナtune」

January 28, 2021
Withコロナ時代にもフィット。完全個室で楽しむ「ソロサウナtune」
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ここ数年、多くのメディアで取り上げられるなど、愛好家人口が増えているサウナ。そんな中、「サウナー」と呼ばれるサウナファンたちが熱望していた完全個室型の”ソロサウナ”が、2020年12月4日に東京は神楽坂にオープンした。

その名は「ソロサウナ tune(チューン)」。ホステル「UNPLAN kagurazaka」の1Fにテナントとして入るかたちで、1名用のシングルルーム3部屋、同性3名までで使えるグループルームが1部屋という規模感でスタートした。 支払いは予約時にクレジットカードで事前決済。水着を着用したい場合は持参しなければならないが、タオル類やサウナハットなどのレンタルも料金に含まれている。いずれの部屋も、着替え、サウナ室、水によるクールダウン、休憩までの一連のセッションが、すべて個室で完結する。

「02」「03」「04」の個室がソロサウナとなっている。

公共サウナでフィンランド式の個室型は国内初

「日本国内にある温浴施設は約6,000軒といわれていますが、サウナの本場であるフィンランド式のロウリュを導入したサウナを体験できるのはそのうち1〜2%です。しかもコロナ時代にフィットした完全個室型の”ソロサウナ”は国内初なのではないでしょうか」というのは、tuneのサウナ監修を担当した秋山大輔さん。日本最大級のサウナフェス「SAUNA FES JAPAN」のプロデュースなども手掛け、サウナーの間では“サウナ師匠”と愛称される人物だ。

料金はソロサウナが60分で3,800円、グループサウナは70分で11,400円。

秋山さんから聞いた話をもとにしてtuneの魅力をまとめると以下の5点に集約される。

①一連のセッションはすべて個室で完結。誰かに気を遣う必要からフリーになれる

②サウナ室では本場フィンランドから輸入したサウナストーブでロウリュ(※1)を楽しめる

③横になりながら温浴できる長さ約2mのベンチシートをサウナ室に備えている

④常に15℃前後に保たれた冷水で、頭からクールダウンできる直径40cmのオーバーヘッドシャワーを装備

⑤外気浴の代わりに自然に近い微風を生み出すサーキュレーターを“ととのいスペース(※2)”に設置

※1:ロウリュ=サウナストーブ内のサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることで、室内の温度・湿度を上げて発汗作用を促進する、フィンランド式のサウナ入浴法

※2:ととのう=サウナと水風呂の温冷交代浴と外気浴によって自律神経が整ったように感じること

サウナ室がコンパクトなため、ラドル1杯でも体感温度が上がるのがわかる

“個室型”をサウナーが待っていた理由

まるで新型コロナウイルスの感染拡大防止策を徹底した結果に生まれた、Withコロナ時代の新サービスであるかのようだ。しかし、tuneの開発の経緯を尋ねると、実はコロナ禍以前から、サウナーたちも“個室”を待ち望んでいたのだと秋山さん。

サウナ室は寝台列車のコンパートメントのようなサイズ感。木製のベンチは大人がゆったりと横になれるため、頭部と足部を同じ温度で温めることができる。

「サウナの本場フィンランドの人口は550万人に対して300万のサウナがあるといわれていて、ちょうどtuneのパッケージが町中の至るところにあるイメージです。ところが日本の公共サウナ施設は複数名で利用する前提なので“するべからず”なことが多いんです。サウナ室で横になる、自由なタイミングでロウリュする、ということも難しい。そしてサウナのセッションでは必須の水風呂での冷水浴も、できれば頭部も冷却したいというのがサウナーの本音ですが、共有の水風呂に頭まで沈めるということがマナー違反とされる施設が多いのです」

15℃前後に保たれた冷水が直径40cmのオーバーヘッドシャワーから降り注ぐ。
tuneの窓のない個室でもまるで外気にあたっているかのような微風をサーキュレーターで演出した“ととのいスペース”

サウナ市場のニーズを考えると「自分で自由にできるという点だけは譲りたくなかった」と秋山さんは言う。そんなサウナーならではの希望を確実にかたちにしたからだろうか、利用者に訊けば「サウナをわかっている人が作ったサウナ。こんなサウナが欲しかった」と満足度は相当に高い。サウナーが待望してきた“個室型のソロサウナ”という極上の体験が、偶然にもコロナ禍で突如生まれたニーズと合致したわけだ。

コロナ禍で市場は“個室”を求めている

折しも長引くコロナ禍を受けて“個室”の必要性が改めて認識されている。レストランや居酒屋では完全に個室のみで営業できるよう改装する動きも出てきた。また、ジムが個室トレーニング空間を設けるというケースも増えている。不動産業界ではこの数年コワーキングオフィスやシェアオフィスを展開する動きが目立っていたが、コロナ禍を受けてテレワークのニーズが急増したことで、オンライン会議向けに防音処理を施した個室型の貸しオフィスを設ける動きが急速に広がっている。“個室”というキーワードだけでなく“一人で〜”ということに価値を置いたサービスが改めて見直されているようで、一人でカラオケを楽しむ「ワンカラ」、「一人鍋」や「ソロキャンプ」という言葉も一般化した感がある。

「コロナ禍を受けて人との接触を避けたいというニーズが高まるいっぽう、一般的な公共のサウナ施設は複数名で入るケースがほとんどで、密室・密集という印象が強いですよね。コロナ禍でサウナを自粛している人は、相当に多いと思います。実際、tuneはオープンしてから連日予約がすぐに埋まる状態が続いていて、ソロサウナに対するニーズが市場に潜在することを世の中に提示できたのではないかと感じています。密を避けるという点以外にも、個室なので、男女関係なく、身体にコンプレックスのある方も楽しめるという利点もありますし、日本でもソロサウナは一般化するはずです。リーズナブルな喫茶店が駅前に必ずあるのと同じように、空港や高速道路のサービスエリアなどにソロサウナが設置されることを想像しています」

聞けばサウナーの間では仕事の打ち合わせをサウナでするというケースも珍しいことではないようで、企業が社内にサウナを導入したいという相談も秋山さんのもとに持ち掛けられているという。また、商業施設の運営会社や不動産デベロッパーなどもソロサウナの可能性を探るために、続々とtuneを視察しているそうだ。

ソロサウナでサウナの本質を体験できる

サウナを軸にした数々のフェスやパーティーを手掛け、コミュニティを造成することによってサウナブームを牽引してきた秋山さん。サウナ人口を拡大するために、サウナの持つエンターテインメント的な側面を今までは強調してきたというが、個室型のソロサウナという機能を持つことによって、tuneはサウナの世界に新しい価値を提供できると考えているようだ。

「ソロサウナを体験することで、本来サウナによって得られる、自分と向き合うことの楽しさや価値に気付くサウナファンが増えると嬉しいです。…マインドフルネスというのでしょうか、心の充実感を得るために使うというような人が増えてくれると、日本でも本当の意味でサウナが普及するのだと思います」

出典:tune公式HP

ロンドンやニューヨーク、そして本場のフィンランドでさえもサウナブームが来てすでに数年がたっているといわれる。ブームの理由は明らかにはなっていないが、今世紀に入ってから急激に増えたIT業界で働く人や日々PCと向き合いながら仕事をする人が、サウナが心にもたらす効果を実感したこととの関係を指摘する声は時おり耳にする。

身体を鍛えるためにジムでのエクササイズやランニングなどを毎日のスケジュールに組み込んでいる人もいるだろうが、心の充実感を得るためにサウナの時間をスケジューリングしている人はまだ稀だ。秋山さんによれば、先述のtuneのパッケージを企業や商業施設に展開するという話はすでに進んでいるそうで、フィンランド式の個室型ソロサウナが増えることで、サウナの時間を日々楽しむことが可能になる日も、そう遠くはないのかもしれない。

定期的な支払いにクレジットカードを

tuneの支払い方法は現在、クレジットカードによる事前決済のみとなっている。ちなみに、一般社団法人 日本サウナ・温冷浴総合研究所(サウナ総研)が、2019年12月に国内1万人の成人男女を対象に実施した『日本のサウナ実態調査』によれば、サウナ愛好家は月に1〜4回以上サウナを利用するという(出典:http://saunasoken.jp/news/)。サウナの他にもジムなどのように、定期的な支払いにクレジットカードを使うのは、ポイントを貯めるという意味でも効率的だ。 もちろん日常生活の中でも、公共料金の支払いや買物など、さまざまなシーンでポイントを貯めることができる。さらに、一度ポイントを交換すれば、有効期限が無期限になるカードも。貯まったポイントの使用方法もカード利用の支払いから、マイルや提携ポイントへの移行、カード会社が厳選した特別なアイテム・体験との交換など、カードによってさまざま。ライフスタイルに合わせて多様な選択肢があるクレジットカードを選ぶとよいだろう。

TEXT:小林淳一、PHOTO:sono

▼ソロサウナtune 公式HP

LifExpress編集部

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