ソムリエが選ぶグラスワインを自宅で。オンライン決済が変えるダイニング体験の未来像

July 21, 2020
ソムリエが選ぶグラスワインを自宅で。オンライン決済が変えるダイニング体験の未来像
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「もうすぐ海開き、夕陽の浜辺で飲みたいワイン」「どんなテイクアウト料理にも合わせやすい!厳選ペアリングワイン」「イタリア マンマはお料理中だってワインを愉しみたい!」――。著名なワイン専門家がこんな魅力的なテーマでセレクトしたワインを、オンライン決済によって自宅で楽しめる画期的なサービスがはじまった。東京・代々木上原のイタリア料理店で、食材やワインの販売も手掛ける「Quindi(クインディ)」が始めた「100mlワイン」である。

仕掛人は同店オーナーの塩原弘太氏。そして、レストランビジネスのイノベーターとして様々なかたちで飲食店をサポートする栗野友明氏。セレクトを担当したワイン専門家は、栗野氏を含めた個性豊かな6人だ。イタリアはマルケ在住の女性ソムリエ森 友紀子氏、老舗イタリアン「ペペロッソ」の藤本智氏、麻布十番のイタリアン「ラ・パスタイオーネ」の篠原正樹氏、「クインディ」からはソムリエの今田秀樹氏のほか、塩原氏と栗野氏も参加する。いずれも多数の顧客やファンを持つ人気ソムリエやサービスマンだ。

1本のボトルから7本生まれる100mlのワイン。ソムリエが選ぶグラスワインを家庭でも

彼らが冒頭のような遊び心のあるテーマを自由に設定し、3銘柄のワインをチョイス。それを「Quindi」が仕入れ、スタッフが100mlずつ別のボトルに移し替え、3銘柄を1セットにしてオンライン決済によって購入したユーザーに送り届ける仕組みだ。購入は「Quindi」の通販サイト(https://quindi.thebase.in)から可能で、価格は1セット3,000~4,000円程度(送料別)。ボトルワインの容量は750mlなので、1つの銘柄につき100mlボトルを7本つくることができる。発売後、すでに8つのテーマで計56本分のワインをすべてオンライン決済で売り切っている。

きめ細やかな配慮が、ワイン好きの心を掴む

かわいらしいフォルムの100mlボトルは、千葉県大多喜町の蒸留所「mitosaya」が使っているものを譲ってもらったという。ワインの銘柄やボトリングした日付をプリントしたオリジナルラベルと一緒に、商品の中身を保証する意味も込め、ソムリエがセレクトしたワインのエチケット(ラベル)をカットして貼り付けるという芸の細かさも目を引く。

オンライン決済を駆使して、客席に準拠しない売上を確保

栗野氏は「100mlワイン」の狙いについて次のように話す。
「これまでわれわれレストランは、店にお客さまが来ていただかないと仕事ができなかった。でも、オンライン決済などを駆使して客席以外でも売上げをつくっていかないと、今後のレストラン経営はきびしくなると以前から考えていました」。今回のコロナ禍を予見していたかのような栗野氏の見識は、まさに先見の明といえる。

オンライン決済によるワインの量り売りという発想自体は、試験管でアルコール類を販売するアメリカシンガポールの事例を参考にしたというが、「100mlワイン」のサービスがより秀逸なのは、ソムリエという“人”にフォーカスした点である。

ワインを売るのではない。選者のセンスと経験を売るのだ

「一般の通販サイトの商品とは差別化を図りたかったんです。オンライン決済によるワインの通販はすでに一般的に過ぎます。そこでたんにワインを売るのではなく、ソムリエという“人”を売ることにしました。これによって、お客さまにとってサービスマンがより身近な存在になります。ソムリエにとっては『自分を売る』ことの大切さを再認識するという効果もあります」

贈り物からツウな愉しみ方まで。ユーザーは100mlワインをこう使う

前述のとおり、購入者からの評判も上々だ。自宅にいながらにして、自分が贔屓にするソムリエがセレクトしたワインを味わうという体験が、消費者の独占欲を満たし、優越感を与えるだろうことは想像に難くない。自分が楽しむだけでなく、贈答の用途もあったという。

「ちょうど新型コロナウィルスの影響で飲食店を訪れて食事やワインを楽しむことができない時期にサービスをスタートさせたこともあり、友人同士で同じテーマのセットを購入して、オンラインで会話をしながら同時に味わっていただいた事例もあったようです。同じタイミングで抜栓された共通のワインを別々の場所で同時に楽しむことに、ある種の“萌え”を感じるようですよ」と栗野氏は話す。流行りの「オンライン飲み会」だが、同じワインを飲みながら楽しめば、場はより盛り上がるだろう。

オンライン決済による、新しいダイニング体験が増加の兆し

新型コロナウィルスの影響が見通せないなか、今後は買い物も飲み会もオンラインで…という体験はますます増えるはずだ。それにともない、クレジットカードなどの手段によるオンライン決済も増加するだろう。飲食の楽しみ方が変われば、当然お金の払い方も変わるわけだ。

「Quindi」では「100mlワイン」を継続して販売する予定だというが、塩原氏はこのサービスの可能性はまだまだ広がると見ている。「当店ではイタリアや国産の食材も販売しているので、それとセットで売ることもできる。とくに真空パックにした自家製総菜とのセット売りは、需要が高いと考えています」。写真の短角牛のラザニアや毛ガニとセロリのコンフィといった料理と同店のスタッフがセレクトしたワインをオンライン決済で購入すれば、家にいながらにしてレストランさながらの体験を楽しめるわけだ。

今後、レストランはオンライン決済を軸にした新たな販売チャネルを構築する必要に迫られるだろう。一方で消費者は、今回のコロナ禍が機になって自宅でレストランの雰囲気を疑似体験するという新しい楽しみに目覚めた。「Quindi」の「100mlワイン」が、新しい飲食の楽しみ方を後押しすることは間違いない。

QUINDI ONLINE「100mlワイン」

安心できるオンライン決済とは?

オンライン決済とは、インターネットを通じて決済処理を行う方法のこと。例えばインターネットバンキングで決済を行う「銀行決済」、携帯電話会社やインターネットプロバイダなどの通信キャリアが提供する「キャリア決済」、現金をあらかじめチャージ(前払い)して非接触ICカードやスマホを使って決済する「電子マネー」など、決済手段はこの数年で増えている。しかし、やはり国内でもっとも普及しているオンライン決済は「クレジットカード決済」だろう。

クレジットカードは海外でも一般的な決済手段として使える点が他の決済手段との大きな違いだが、中にはインターネット上での第三者による不正使用と判明した取引を負担する必要がない、カードを使用して購入した商品の破損・盗難に対する補償が充実しているなど、〈プロテクション・サービス〉を提供しているクレジットカードもある。

安心できるオンライン決済手段としての選択肢。
アメリカン・エキスプレスならではの〈プロテクション・サービス〉の詳細はこちらから。



TEXT:石田哲大 、PHOTO:sono

LifExpress編集部

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