コンタクトレス決済の普及で、カード決済額の世界総計は45兆ドルに

February 04, 2020
コンタクトレス決済の普及で、カード決済額の世界総計は45兆ドルに
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ロンドンを本拠とするリテール・バンキング・リサーチ(RBR)の最新レポートGlobal Payment Cards Data and Forecasts to 2023(カード決済に関するグローバルなデータと2023年までの市場観測をまとめた報告書)によると、2017年における全世界のカード決済総額は前年比で13%伸びて25.1兆ドル(約2,764兆円)を記録していることが分かった。

しかし、カードの決済総額が順調な増加を続けている一方で、以前よりも少額の決済にカードが使用されている傾向が見てとれる。そのためカードによる決済回数は、決済総額と比較してさらに急激な右肩上がりのトレンドを示しているという。


世界のカード決済総額、2017年と2023年(単位:10億ドル)
出典:Global Payment Cards Data and Forecasts to 2023 (RBR)

さらにRBRは、世界のカード決済総額は2017年〜2023年の間に、年平均成長率10%で増加し、23年には45.2兆ドルに達すると予測している。しかしながら、以前であれば現金で決済されていた少額の支払いに使われることが多いコンタクトレス決済の普及により、1回あたりの利用額は同期間に67ドルから62ドルに減少すると試算されている。

このRBRのリサーチによると、世界のカード決済金額の50%、決済回数の28%をアジア太平洋地域が占めている。その主な原因は、中国では支払いよりも現金の引き出しにカードを使うことが多いためとされている。一般的に、不動産の頭金や車など高額の支払いを店頭で行う場合に、カードによる現金引き出しが行われるという。

またデビットカードの利用が全世界のカード決済額の55%を占めており、決済総額に占める割合もクレジットカードよりずっと高い。これは通常低額の支払いにはデビットカードが使われるのに対し、比較的高価な商品の購入にはクレジットカードが使われるためである。

このリサーチを担当したRBRのDaniel Dawson氏は、今後も世界のカード決済額が増加し続けることは間違いないが、1回あたりの平均利用額は減少し続けると考えている。

「特にコンタクトレス決済が広く普及したこともあり、低価格の商品をカードで購入することに心理的抵抗がなくなってきています」とDawson氏。「どこに行ってもコンタクトレス決済を利用できるようになれば、カードの1回あたりの平均利用額も減少し続けていくでしょう」

 

この記事はATMmarketplace.comに掲載され、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comまでお問い合わせください。

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