コンタクトレス決済対応カード、モバイル決済普及への貢献

July 11, 2019
コンタクトレス決済対応カード、モバイル決済普及への貢献
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コンタクトレス決済対応カードが広く普及することで、消費者がデジタル決済の利便性に気付き、その結果モバイル決済の利用に拍車がかかるだろうと思われてきた。しかし、Auriemma Researchによると、そうではなく、逆にデジタル決済から現金での決済へと消費者を「後戻り」させる可能性もあるという。

「消費者は、支払い方法を変えるようにと繰り返し言われてきました」と、Auriemma Researchのディレクター、Jaclyn Holmes氏は語る。「様々なカード決済に慣れるのは簡単ですが、モバイル機器による決済という物理的メカニズムへの切り替えはもっと大ごとで時間がかかります」

Auriemma ResearchのMobile Pay Tracker調査によると、モバイル決済をすでに利用している人のうち、コンタクトレス決済対応カードの利用に興味を示した人が60%だったのに対し、モバイル決済をまだ利用していない人のうち、コンタクトレス決済対応カードの利用に興味を示した人の割合はわずか25%前後だった。

調査では、コンタクトレス決済対応カードによる決済をモバイル決済と比べた際のその優劣について、消費者が概ねよく分かっていないことも示された。「どちらもだいたい同じ」と答えた消費者が65%だったのに対し、「コンタクトレス決済対応カードのほうが優れている」と回答した人が18%、「コンタクトレス決済対応カードのほうが劣っている」と答えた人が17%だった。

コンタクトレス決済対応カードのほうが優れていると回答した人がその理由として挙げた典型的な答えは、コンタクトレス決済対応カードはモバイル決済よりも「早くて、簡単で、安全」という点だ。しかしこの3つの理由は面白いことに、モバイル決済の利用者が、モバイル決済のほうがカードよりも優れている点として挙げる内容と一致する。

コンタクトレス決済対応カードのほうがモバイル決済よりも劣っていると考える人が理由としてよく挙げるのは、セキュリティ面での不安だ(モバイル決済と比べて不正利用されやすい。より安全というわけではない等)。また、わざわざ自分のカードを取り出す必要があるのもデメリットだという。

「消費者が会計を済ます際の選択肢は、かつてないほどに増えていきます。しかし消費者は(その選択肢の中から)、コンタクトレス決済対応カードかモバイルウォレットを選ぶでしょうか」とHolmes氏は言う。「決済端末がアップグレードされるのはどちらの決済方法にとってもプラスではあります。しかし、モバイル決済を利用している人にとって、支払い方法は引き続き一貫しないままです。モバイル決済がうまく処理されなかった場合、結局カードを取り出す羽目になるからです。」


Auriemma Research社による本調査は、米国に住み、モバイル決済を行う資格のある消費者1,518名を対象にオンラインで実施した。回答者は全員、本人名義の一般的な利用目的のクレジットカードを所有していた。

この記事はATMmarketplace.comから、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願い致します。

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