お金の不安から解放されるたった7つの方法

June 03, 2019
お金の不安から解放されるたった7つの方法
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家計の帳尻を合わせるためやりくりが必要な状況に陥っていようと、快適と言っていい人生を送っていようと、誰しも人生で1度は何かしらの金銭に関わるストレスを感じると言っていいだろう。お金に関するストレスにより毎年推計1,210億ポンド(日本円で約16兆円)相当の生産性が英国経済から失われている。Mental Health Foundationの調査によれば、十分なお金がないということがストレスの最大の引き金になっている人の割合は5人に1人以上(22%)だ。

UCL School of Managementで消費者行動学を専門とするJoe Gladstone助教授は、「金銭が我々にストレスを与えることは驚くべきことではない。(食糧とは違い)進化論で言うところの適者生存のための因子ではないため、我々は一向に金銭という資源をうまく管理できるようになっていないからだ」と説明する。しかし、よい知らせもある。この状況を変えることは可能なのだ。お金に関するストレスを和らげる7つの方法を紹介しよう。

継続して数字を確認する

フリーランスのフィナンシャルアドバイザーHelen Howcroft氏にとって、最初にとるべきステップは月々の収入と支出すべてを確認することだ。アプリを使ってもよいし、表計算ソフトや手書きの家計簿を使ってもよい。Apple Payや非接触型決済といったテクノロジーや、NetflixやSpotifyなどのサービスでよく見られる直接引き落としタイプの定期の支払いを利用すれば、ちょっとした出費の合計を出すのが簡単になる。すべての支出を確認できるようになれば、どこを節約すればよいかを簡単に見て取ることもできる。数字(金利、手数料、キャンペーン価格等)に注目すれば、水道・ガス・電気などの業者や銀行などの預金口座を変更する際の意思決定が容易になる。「12カ月ごとに見直そうという強い決意を持たないと、長期的に支出が多くなってしまう恐れがある」とHowcroft氏は語る。

貯金の目標額を設定する

Howcroft氏が勧めるのはまず貯金額の目標を設定し、それを扱いやすい単位に分割し、異なる銀行口座に振り分けることだ。Single Financial Guidance Body(SFGB:以前は Money Advice Serviceと呼ばれており、2019年4月6日にはMoney and Pensions Serviceに改称)の金融専門家であるNick Hill氏も、バカンス資金、結婚資金、あるいは住宅購入の頭金としてそれぞれ目標を設定することで、目標を達成する成功率も預金額も増えると語る。「貯金の必要性をリアルに感じ、そのお金をどうやって使おうかと考えることが重要だ」とし、もしも予期せぬ出費があった場合でも、預金があることでストレスを感じる可能性はずっと低くなるとHill氏は付け加えた。「基本となる貯金があることで、仕事や近親者を失っても、それに伴う収入減に対応しやすくなる」という。

可能な限り自動積立を利用する

「散財」アイテムについては現金で支払うことをGladstone助教授は勧めている。「クレジットカード払いよりも現金払いの方がお金を使うことに対して嫌な気持ちになるということはよく知られている。だからその嫌な気持ちを利用して、買おうという気持ちを変えようという訳だ」と語る。同教授によれば、自動積立方式で貯金することもよりよい習慣につながるという。「貯金しようと決意するたび、何らかの理由でその決意がくじかれてしまうことを防ぐことになる」と説明する。

負債に対処する

すべての金銭ストレスが負債から生じる訳ではないが、英国の一般家庭の負債額は2018年に最高記録を更新して平均15,385ポンドとなり、英国成人の10人に4人にとって深刻な懸念事項になっている。Howcroft氏によれば、返済をクレジットカードなどの安易な手段には頼らないようにし、負債の返済順序を決める前に手数料や金利をよく確認することが重要だという。また希望する人にはStepChangeやSFGBなどのチャリティー団体が無料のアドバイスを行ってくれる。「どれぐらいの金額を返済に回せるかをよく検討し、後は返済計画をきっちり守ること」とHowcroft氏は付け加えた。

負債に圧倒され、返済に取り組む気にまだなれない人には、MindやSamaritans UKといった非営利団体が気持ちの負担を軽くする手助けをしてくれるだろうとHill氏は言う。「負債と1年以上格闘してから、人はようやく助けを求めるものだということが分かっている」という。

未来の自分を大切にする

Howcroft氏がアドバイザーとして会う人に共通する最大の心配事は、年金についてのものだ。「手遅れになるまで放置してはいけないと常に言っている」、「貯金を始めるのは早ければ早いほどいい。退職後の人生が長い時代となっており、それに備えるための額は大きいのだから」と彼女は語る。Gladstone助教授はさらに、年を取った自分を想像してみることが役に立つかもしれないと語る。参加者に写真加工して作られた将来の自分の写真を見せるという調査が2011年に行われたが、未来の自分と今の自分を重ね合わせることができる人は、そうでない人に比べ、その後の人生で将来に備えて貯金を始める率が高いことが分かった

預金先がFSCSの補償対象かどうかを確認する

銀行が破綻した際、金融サービス補償機構(FSCS)により補償が受けられることを知っている人は多いだろう。2008年の金融危機以降、補償額は徐々に引き上げられ、預金額85,000ポンドまでがカバーされるようになった。だが、FSCSが補償するのは銀行預金だけではなく、住宅金融組合、信用組合、投資、債務管理、住宅ローンに関する助言、保険契約などの金融サービスもカバーしている。2001年の発足以降、FSCSは計260億ポンドを超える補償金を支払っており、うち4億500万ポンドは2017年から2018年にかけての支払いだ。「FSCSはかなりユニークな存在だ。」FSCSの渉外担当執行役員Alex Kuczynski氏はこう語る。「FSCSほど広い業種を対象に補償を行う組織は英国以外には世界のどこにも見当たらない」

だがFSCSが補償しないものもある。例えば給与を担保にした消費者金融や友人間の貸し借りだ。「金銭を預ける先が認可を受けた機関でFSCSの補償対象となっているか、またどの程度まで補償されるのかを確認するのはとても重要なことだ」ともKuczynski氏は語った。

お金について人と話す

「行動科学が教えてくれることの1つは次のようなものだ。もしも人生において何かを変えたいなら、とても重要な第一歩は自分の強い決意を他の人に知ってもらうことだ。その決意を知っている人が多ければ多いほどよい」とGladstone助教授は語る。残念なことに金銭の話題はややもすればタブー視され、そのため変化を起こすことが難しい。

この状況を変えようと、SFGBは「Talk Money Week(お金について話す週間)」や「友人や家族とお金の話をするためのガイド」などのプログラムを展開している。英国では友人や家族にその存在を伝えていない負債が計960億ポンドもあると推定されている。「信頼できる人にお金の心配について話すことが、最初の大きな一歩となり得る人もいる」、「お金について人と話してみることで、大きな変化が生まれるかもしれない」とHill氏は語る。

FSCSによる補償の詳細についてはfscs.org.ukを参照。

この記事はThe GuardianのEmma Sheppardが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願い致します。

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