「顔パス」で地下鉄乗車、中国で顔認証システム試験導入

April 24, 2019
「顔パス」で地下鉄乗車、中国で顔認証システム試験導入
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運賃の支払いや、地下鉄の乗車パスへのチャージのために立ち止まることなく、スムーズに先を急いで通勤できることを想像してみてほしい。

大都市で電車通勤する人にとっては夢のような話だろうが、中国・深センの福田地下鉄駅では、これが現実になろうとしている。South China Morning Postによると、1,253万人が住み活気あふれる街にあるこの駅で、顔認証による決済システムが試験的に導入されている。

このシステムでは、通勤客が小型タブレットを見つめるたびに、その顔が認識され、あらかじめ設定された決済方法で通勤客の運賃が引き落とされる。超高速の5Gネットワークを利用し、すべてが計画どおりにいけば、最終的には数百万人規模の乗客にまで対応できるテクノロジーだ。

顔認証のデータセットとソフトウェアをめぐっては、将来的にどのような目的で使われるのかという懸念が高まっている。NBC Newsは今週、Flickr上の写真数百万点が、IBMによってデータ利用されたと報じた。著作権ルールであるクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに則った行為ではあるが、ユーザーの同意は得ておらず、収集した写真の利用目的は顔認証ソフトウェアのバイアスを排除するためというものだった。しかし中国ではすでに、顔認証テクノロジーが公共の場で利用されている。中国政府はこのテクノロジーを用いて、交通ルールを守らない歩行者を辱めることから人の未来の行動を予測することまで、あらゆることを行っている。

世界一人口の多い中国は、新しいものを比較的早く受け入れるアーリーアダプター集団でもある。モバイル決済は、米国では普及ペースが緩やかだが、中国では驚くほど一般的になっている。グローバルコンサルタント会社、Kantar TNSの調査によれば、調査対象となった中国人の40%がモバイル決済を毎週利用しており、77%の消費者が過去に利用した経験を持つ。

この地下鉄での試験導入だが、中国で行われたものとしては最もユニークな決済システム実験というわけではない。2017年、中国のKFCレストランでは、フライドチキンの代金の支払いを絶対に家に忘れることのないもので行えるようにした――スマイルである。

 

この記事はFORTUNEのAlyssa Newcombが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願い致します。

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