ひいきのタップルームで一杯、友人にビールをおごれるアプリ

July 11, 2019
ひいきのタップルームで一杯、友人にビールをおごれるアプリ
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一杯のビールをおごるというのは仲間意識の表れで、今も昔も変わらない。ところがここ10年ほどで、友人とのコミュニケーションのとり方が変わり、さらにビールの楽しみ方も変化した。個人間の交流のかなりの部分で、スマートフォンのアプリが登場するようになった。今でも社交の場としてバーの人気が高いのは確かだが、最新のトレンドは、(バーではなく)ビールの製造元まで出向いて、醸造所にあるタップルーム(生ビールが飲める場所)で一杯やることである。米テネシー州に本拠を置くKnoxvilleという新興企業は、これらのアイディアを1つにまとめようとしている。友人同士が互いに地元のタップルームでビールをおごり合うことを、デジタル処理で可能にしようというのだ。

友人のためにビールを購入できるアプリというのは、目新しいコンセプトではない。だがBrewFund―アップル(Apple)とアンドロイド(Android)のデバイスで使用可能―が重視しているのは、クラフトビールブームだ。現在では、ビール好きがタップルームでビールを飲む機会がかつてないほど多くなっている。特定のクラフトビール醸造所とだけ組むことは、このアプリの適用範囲を限定してしまう面もあるが、このアプリを使う非常に明確な目的につながってもいる。ビール好きはアプリを使い、自分がひいきにしている醸造所に友人が立ち寄るようにすることによって、その醸造所を応援することができる。そして醸造所も、新規客の獲得で、クチコミ以上の宣伝手段とも言える、「無料のビール」の恩恵を得ることができる。

現在のところ、BrewFundは6つの州に散らばる46の醸造所と提携している。テネシー州が中心だが、バージニア、ノースカロライナ、インディアナ、ペンシルベニア、アイオワの各州の醸造所も含まれている。「私たちは新しい醸造所を絶えず追加しています。また、当社の無料プラットフォームをもって他のタップルームと提携することを常に望んでいます」と、David Nelson最高経営責任者(CEO)兼共同創設者は語る。

提携している上記の醸造所はそれぞれ、このアプリと連携して、ビールのほかにも、フライト(比較テイスティング)、マーチャンダイズ(商品)などといった、選べる「ギフト」オプションをユーザーに提供する。ビール1パイントとシャツ、あるいはビール1パイントでグラスをキープできるといった具合に、醸造所は商品をセットにして販売することもできる。ギフトを贈る人は、無料のビールをプレゼントする際にメッセージを添えることができる。もし自分に贈られたギフトが気に入らなかった場合には、リギフト(もらったギフトを他の人にあげる)という方法で別の人にその特権をあげても構わない。

Knoxvilleが営業を開始したのは2016年だが、地元紙Knoxville News Sentinelによると、BrewFundに対する関心は今年大幅に増加し、3,000を超えるアイテムを販売した。共同創設者のDavid Nelson氏が同紙に語ったところでは、現在Knoxvilleは、このアプリが持つ顧客のロイヤルティーの側面を重点的に推進し、醸造所に対してギフトオプションと共にロイヤルティープログラムを設けるよう働きかけていくことを目指している。「競争が激しくなるにつれ、この業界でロイヤルティーが損なわれていることに、(私たちは)気付きました」と彼は述べた。「ロイヤルティーを持つ顧客は他の客を連れてきて、店にもっと長く滞在してくれるものです」。BrewFundのコンセプトを興味深いものにしている要因の1つは、ひいきの醸造所に自分が行かなくても、その醸造所を応援し、ロイヤルティーを示すことができることにある。

※飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。

この記事はFood & WineのMike Pomranzが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願い致します。

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