ニューヨークの地下鉄・バスが「Fitbit」をかざすだけで支払い可能に
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ニューヨークの地下鉄・バスが「Fitbit」をかざすだけで支払い可能に

世間には健康やフィットネスに関心のある人がいる。さらに健康志向が強い人は、スマートウォッチ「Fitbit」を装着して自分の活動を記録し、目標に合わせて体調管理をする。このFitbitの対応モデルを使い、ニューヨーク市では間もなく公共交通機関の運賃の支払いができるようになる。これによって市内の移動がこれまでよりも快適になる。

5月31日から、決済機能「Fitbit Pay」を搭載したスマートウォッチとトラッキングデバイスを装着したユーザーは、一部の地下鉄とバスの路線で読み取り機にかざす(タップ)だけで乗車ごとに料金が支払えるようになる。この新サービスが利用できるのは、スタテン島内のすべてのバスと地下鉄4、5、6号線のグランドセントラル駅からアトランティックアベニュー・バークレイズセンター駅の間となる。

この提携事業は、ニューヨーク市が進める非接触型運賃支払いのための試験的プログラム、One Metro New York(OMNY)の一部として実施されている。OMNYで利用できるようになるのはFitbitの3つのモデル、Charge 3スペシャルエディションVersaスペシャルエディション、およびIonicを含むスマートデバイスだ。ニューヨーカーはこの対応モデルを身につければ、メトロカードを読み取り機にスライドさせるという面倒な行為をせずに交通機関を楽に利用できる。

「OMNYは、交通機関の利用体験を向上させ、ニューヨーカーや旅行者が目的地により早く到着でき、運賃の支払いをもっと便利にできる方法はないか常に探しています。そして今や、Fitbit Pay対応のFitbitウエアラブル端末を身につけることでこれが実現します。ただ手首をタップさせるだけです」と、OMNYのエグゼクティブ・ディレクター、Al Putre氏は述べた。

さらに、財布を出さなくて済むのはニューヨーカーだけではない。Fitbit Payはニューヨークと、シカゴ、シンガポール、シドニー、バンクーバー、ロンドン、台湾の世界の7つの交通システムにおいて導入に向けた取り組みが進められている。

「ニューヨーク州都市交通局(MTA)や世界のその他の主要交通システムと連携してFitbit Payの利用を広めており、非常に活動的で忙しいお客様が安全かつ簡単に運賃を支払えるようになってきています。これには互換性が高くバッテリー寿命の長いデバイスを使います。このような取り組みにより、お客様が1日をもっとスムーズに過ごせるようにしています」と、Fitbitの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)のJames Park氏は語った。

Fitbit Payは現在世界42カ国で使用され、アメリカン・エキスプレス、マスターカード、Visaのネットワークと提携している。Fitbitのウォレット機能は、最大で6種類までのクレジットカードに対応し、非接触型決済を受け入れているところであればどこでも利用できる。

MTAで非接触型決済が利用できるのは、今のところ一部路線の大人料金、乗車ごとの決済のみ。Fitbitのスマートウォッチ以外では、非接触型カード、携帯電話、その他のウエアラブルデバイスをタップするだけで地下鉄やバスが利用可能になる。計画では、2020年の後半までにはMTAのバス、地下鉄の全路線でOMNYが導入される。その後は、ニューヨーク全域への導入も計画されている。

この記事はTravel & LeisureのTanner Saundersが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願い致します。