車に搭載したアレクサ(Alexa)でガソリンの支払いも音声で可能に!

February 04, 2020
車に搭載したアレクサ(Alexa)でガソリンの支払いも音声で可能に!
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AmazonのAlexaにとって2019年は特に実りある1年となった。2018年2月に8万件ほどだったAlexa Skills Storeで販売されるサードパーティー製アプリの数は、2019年4月には10万件を超えるまでに増加した。またAlexaに対応するデバイスの数も2019年1月には1億台だったが、現在では2〜3億台にまで増え、世界中のユーザーが毎週数十億回もAlexaを利用しているという試算もあるほどだ。さらにAlexa対応のスマートホーム製品も、2019年5月には約6万種類ほどだったが、2019年12月の時点では9,500にもおよぶ企業やブランドから10万種類以上が販売されるまでに急成長を遂げた。

Alexaの成功の勢いに乗ったAmazonは、次なる展開としてAlexaの車載化をさらに大きく広げる新しいパートナーシップを発表した。AlexaはすでにAudi・BMW・Ford・トヨタ自動車などの各種モデルに搭載されているが、2020年からはスーパースポーツカーを製造するLamborghiniのHuracan EVOシリーズの全モデルもAlexa対応となる。これに続いてアメリカの新興電気自動車メーカー、Rivianでも同社初の電気自動車R1S、R1Tの2モデルに加え、納車を予定しているAmazon向けの電動配送車10万台にもAlexaを搭載することになっている。

この新たに発表されたAlexaの車載強化が2020年末までに完了すれば、RivianオーナーはAlexaに話しかけるだけでエアコンの調節や、窓・トランクの開閉などの機能をコントロールできるだけでなく、Echo ShowやFire TVといった視聴デバイスから車載カメラにアクセスすることで、遠くにいながら車内の状況を確認できるようになる。同様に、Huracan EVOオーナーもAlexaを使ってエアコン・室内照明・シートヒーターなどの機能を音声のみのハンズフリーで操作することができるようになるのだ。

Rivian R1T and R1S
Rivian R1T・R1S (Image Credit: Rivian)

さらにAmazonは、Alexaはもちろん独自開発のオペレーションシステムとマイク8個を搭載したカセット型デバイスEcho Autoの世界展開を2020年から開始すると発表。まずは1月のインド市場を皮切りに、世界各国で順次発売される予定になっている。

2018年9月に初めてリリースされたこのEcho Autoは、Bluetooth・Bluetooth Low Energy(LE)、または3.5mmポートを経由して車載情報やエンターテインメントに接続できるデバイスで、例えばAlexaに目的地への道順を尋ねると、スマホにある地図アプリWazeやApple Mapsにナビ情報を送信してくれる。

 

Amazon Echo Auto
Amazon Echo Auto (Image Credit: Amazon)

新たな自動車メーカーとのコラボやEcho Autoの販売拡大のほかに、Alexa搭載デバイスで利用可能になるトラベル関連機能も新たなニュースだ。例えばアメリカ全土で約1万1,500店舗あるExxonとMobilのガソリンスタンドで音声指示によるガソリン購入が可能となるからだ。Amazonが提供する決済アプリAmazon Payと、金融情報処理サービスFiservの提携によって実現したサービスで「Alexa、ガソリンの支払いをして」と音声で指示すると、Alexaがガソリンスタンドの位置情報と給油ポンプの番号を確認、続いてFiservが給油ポンプを作動させ給油が可能になるというもの。

「最新テクノロジーを駆使した、より良い顧客体験を提供できることを大変嬉しく思います」とExxonMobile社のマーケティング・マネージャーを務めるEric Carmichael氏は述べる。「我々は安心・安全かつ簡単に利用できる、お客様を驚かせるようなテクノロジーの開発・追求を推進しています」

こうした新サービスは、自動車メーカーによるAlexa車載を可能にする最新のソフトウェアアップデート、Alexa Auto SDK 2.0がローンチされてから数カ月後に実現すると見られている。この最新バージョンでは、音楽やナビゲーションなどの基本機能をコントロールできるようになるだけでなく、インターネットへの常時接続が困難な場合にもAlexaを利用できるようにする様々なツールが備わっているという。

車載ナビについては、Bosch・Here・Melco・Telenav・TomTomとの協業もAmazonから発表されており、今後も音声ナビゲーションを搭載する新型車両が増えていくことは間違いない。

 

この記事はVentureBeatのKyle Wiggersが執筆しNewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願いいたします。

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