“現金のお小遣い”はもう古い!

December 24, 2019
“現金のお小遣い”はもう古い!
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現代の若者はベビーブーマー世代をジョークのネタにしたり、一世を風靡したテレビドラマ「Friends」の再放送を見たりするのは好きかもしれないが、それと同じくらいの熱量を持って現金の存在を毛嫌いしているという。

Wall Street Journal(WSJ)の最近の報道によると、金銭の授受に関して希望する支払い(と受け取り)の方法について世代間のジェネレーションギャップが拡大してきているという。多くの大人世代にとって金銭の授受は現金が当たり前だったが、これに対して今日の10代〜20代の若者はVenmo、Zelle、Cash Appといった個人間送金サービスを利用するのが主流となっている。これらのアプリを使うユーザーは、スマートフォンを使って自分の銀行のオンライン口座から手軽に出入金できる。

例えばベビーシッターや庭の手入れなどの仕事の手間賃を現金で支払おうとしたところ、若者にVenmoで送金して欲しいと言われて困惑したとWSJ紙に語った大人はひとりやふたりではない。今では親世代や祖父母世代も、子どもが学校で使うお小遣いを渡すのに仕方なくモバイル決済アプリを使っている。それと同時進行でキャッシュレス化が進みVenmoなどのサービスが使える店舗の数も増えてきている。さらにはVenmoで寄付を受け付ける教会もあるという。

ミレニアル世代やZ世代の間で、個人間送金サービスの人気が非常に高まっていることから「Venmo me $20」(Venmoで20ドル送って)などのフレーズがSNSで人気となり、テレビにも登場するようになってきている。アメリカの大手ケーブルテレビ会社HBOが放映するコメディ番組「High Maintenance」では、誰も現金を使わなくなったのでやむを得ずVenmoでの支払いを受けつけるようになった、愛想の良いドラッグディーラーのエピソードがあったほどだ。

WSJ紙によると、Cash Appの親会社Squareは「2019年3月以降、20ドル以下の支払いに現金を使用した人の割合は全体の37%で、2015年の46%から減少の傾向にある」と説明する。

このような統計上の変化が起きている理由について断言するのは難しいが、世代間の違いというものは得てして説明し難いものであるのも事実だ。しかし同紙によると、若い世代にとっては現金を持ち歩かない方が「ただ単純に楽だ」というのが一つの理由にあるという。年上の世代はモバイル決済アプリの安全性を懸念しているが、アプリなら現金よりずっと簡単に子どもたちのお金の使い方をチェックすることができるという点は、親世代にとっては一つの利点である。

なにはともあれ、相手が30歳以下ならプレゼントに現金を渡すことはあまり良いアイデアだとは言えなさそうだ。

 

この記事はMONEYのMichael Tedderが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願いいたします。

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