アジアの人気デジタル決済はこれだ!(2020年3月〜4月調査結果より)

July 17, 2020
アジアの人気デジタル決済はこれだ!(2020年3月〜4月調査結果より)
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世界的なフィンテック企業であるRapydが2020年のアジア太平洋地域のeコマースおよび決済に関する調査を発表した。

2020年3月〜4月に行われたこの調査は、デジタル化が進む世界で、消費者の購買の期待と行動がどのように進化しているかを明らかにした。

オンライン上での3,500人の回答によると、近年現れた新しい決済方法は飛躍的に増加した。支払いが簡単で、地域の事情に合わせることができ、銀行から相手にされていなかったコミュニティーにデジタル決済へのアクセスを提供することにより急速に普及して人気を得ている。

この調査では、キャッシュレス化が進む中、企業がアジアにおける消費者の購買習慣や支払い方法の多様性について理解し、eコマースやmコマース事業者が最も適切なデジタル決済を採用することで顧客を増やし、新たな人々をインターネット経済に取り込むことを期待している。

Rapydのアジア太平洋地区副社長Joel Yarbrough氏は言う。「世界的なパンデミック以降、デジタル化はもはやオプションではありません。今やeコマースは新しい必須条件です。アジア全域でデジタル決済の爆発的な成長が見られ、どの国でもその地域の傾向があり、勝者がいます。このレポートでは、支払い行動、選ばれるサービス、消費者向けの支払い体験において、重要な技術に関する現地市場の見解を企業に提供します。」

カード払いオンリーへの挑戦

調査結果によると、日本(61%)と台湾(51%)では、カードとカード式モバイルウォレットが圧倒的に多く、支払い方法として電子ウォレットと銀行振込が非常に普及している。

まとめると、電子ウォレットと銀行振込は決済方法の新たな時代を象徴する。とくにインドのUPI(64%)やタイのPromptPay(62%)など相互運用可能なリアルタイム決済(RTP)のシステムがこれを先導している。

シンガポールのようなカードを好む市場でさえ、回答者の42%が電子ウォレットとPayNowを含む銀行振替を好んでおり、インドネシアでは78%の人が銀行振替を好んでいる。

シンガポール

●新型コロナウイルスへの懸念の中で、数年にわたって政府の投資を受けているPayNowとFASTが主導となり、リアルタイムでの銀行決済取引が増加。
●先月PayNowはアンケート回答者のうちの70%が利用し、第2位の支払い方法になった。
●GrabPayはクレジットカードとPayNowに次いで3番目に人気のある支払い方法である。

インドネシア

●OVOウォレットは過去1カ月間に69%の人に利用された。すべての決済サービスの中からOVOウォレットを選んだ人は17.8%に上り、国内で最も人気の決済方法である。
●インドネシアの消費者はカードや現金よりも電子ウォレットを圧倒的に好み、33.8%の人が3つの電子ウォレット(OVO、Go-Pay、Dana)のいずれかを利用している。
●離島では44%の人がバーチャル口座や従来銀行のリダイレクト決済を含むリアルタイム決済を好む。

マレーシア

●国内最大銀行であるMaybankが所有するMaybank2Uによる銀行振込は、利用状況(65%)と嗜好(21.4%)で最も人気のあるオンライン決済方法だ。
●Touch N Go、Boost、PayPal、GrabPayなどの電子ウォレットの重要性がますます高まり、22%の人によって選ばれている。
●代金引換払いは活動制限令(MCO)前の1カ月間で65%の人が利用した。

インド

●85%の人が先月Paytmを利用した。
●インドのUPI決済スキームの成長に伴い、電子ウォレット(Paytm、Google Pay、Amazon Payなど)が51.2%の利用者に選ばれており、11.9%の人は銀行振込を選んでいる。
●デビットカードとクレジットカードを合わせた利用者の割合は28%だった。
●49%が毎日オンラインショッピングを利用している。これは調査した国の中で一番多い。

日本

●ほとんどの消費者は店頭でクレジットカードか現金を利用している。
●モバイル決済方法の中でPayPay eWalletが急速に人気を博している。過去1カ月間に41%の人が利用し、9.6%がすべての決済方法の中からこれを選んでいる。

台湾

●利用状況と嗜好の両方の点でクレジットカードが引き続き台湾でトップの決済方法である。
●消費者は状況に応じて複数の支払い方法を使用している。クレジットカード、コンビニエンスストアでの代金引換、銀行振込、現地のEasycard、eWalletsの割合はほぼ均等になっている。

タイ

●TrueMoney 電子ウォレットはタイで主要な決済方法であり、66%が定期的に、16.8%が他の支払い方法よりも好んで利用している。
●電子ウォレットと銀行振込を総合すると62.2%の人に利用されており、最も人気の決済方法である。これは相互運用可能なPromptPay決済スキームによって加速されたトレンドだ。
●非常にデジタル化が進んでいるタイでも19.4%の人が現金払いを選んでいる。

調査からわかるように、7カ国のeコマースとモバイルコマースに約3,550億米ドルの価値があることは注目に値する。そして東南アジアのインターネット経済は、2019年に1,000億米ドルに達し、2025年までに3,000億米ドルに成長すると予想されている。

東南アジアの消費者傾向と現在の状況により、ビジネスのデジタル化が推進されている。デジタル化が加速するにつれて、各市場に適したモバイルおよびソーシャルコマースを支援することでオンラインでの強力な存在感を示し、適切な技術に対して投資することが欠かせない。

このローカリゼーションは、新型コロナウイルス危機のときにもビジネスが持ちこたえ、そして迅速に回復し、さらに長期的に成長するための鍵となる。

Rapyd Asia Pacific 2020のeコマースと決済に関する調査はこちらからアクセスできる。

この記事は e27のPrisca Akhayaが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークによってライセンスされています。ライセンスに関する質問については、legal@newscred.comまでお問い合わせください。

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