新型コロナウイルスによって加速する、コンタクトレス決済(非接触型決済)の現状と展望分析

July 17, 2020
新型コロナウイルスによって加速する、コンタクトレス決済(非接触型決済)の現状と展望分析
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米国の決済業界は、コンタクトレス決済の普及に関していくつかのハードルに直面している。しかし、現在の国内の成長率が伸び悩んでいる一方、非接触型POS機器の急増、非接触型決済カードの普及、モバイルウォレットの成長により、コンタクトレス決済は2020年までに勢いを得ると予想されている。ニューヨーク市の地下鉄でのコンタクトレス決済導入などの新しい大規模な実施例の登場で、消費者の関心がさらに高まっている。

新型コロナウイルスが決済業界全体を揺さぶり、コンタクトレス決済の使用を急激に加速させたため、導入に勢いがついた状況がある。パンデミックが激しくなればなるほど、消費者行動の変化は長期的な影響を及ぼすだろう。それは、現金やピンパッド(暗証番号入力端末)を物理的に接触することの安全上のリスクなど、パンデミックによって予想外の健康と安全に対する懸念が高まったことによる。

ウイルスの拡散や感染を避けるために、スマートウォッチ、携帯電話、非接触型のデビットカードやクレジットカードなど、多くの消費者はコンタクトレス決済を選択している。5月には米国の消費者の50%がコンタクトレス決済方法を少なくとも4回使用したと報告し、69%がコンタクトレス決済は現金よりも便利だと述べている。実際のところ、ウイルスの蔓延を減らすために、多くの店ができるだけコンタクトレス決済を行うことを顧客に勧めている。

調査によると、コンタクトレス決済を好む傾向は、パンデミック関連の制限が解除された後もずっと続く可能性がある。実際パンデミックによってコンタクトレス決済を導入したことで、米国の消費者の60%が「コンタクトレス決済を利用しやすくなった」と述べており、この心理的な変化によってコンタクトレス決済は連鎖反応的にアメリカで普及するかもしれない。

5Gネットワークがコンタクトレス決済への移行を加速させる

5G技術によって決済業界はさらなる段階への準備が整い、今年後半には携帯電話(モバイルネットワーク)での実現が見込まれている。5Gは決済時の接続の問題を解決してくれるため、支払いのアクションをしてから、決済が確認されるまでの時間が短縮される。高速化と接続性の向上によって簡単にデジタル決済が行えるので、消費者の利便性が高まり、コンタクトレス決済はますます普及していくだろう。

モバイルウォレットの使用が増加

2018年の世界の消費者データによると、モバイル決済を使用している人(84%)は現金よりもモバイル決済を圧倒的に好んでいることを示している。さらに4分の3(77%)はコンタクトレス決済カードよりもモバイルウォレットのほうが便利だと感じており、85%が2年後にはモバイルウォレット決済を利用すると予測している。モバイル技術の成長とパンデミック中の日々の習慣化により、モバイル決済が米国の消費者の間で標準化されるかもしれない。モバイルウォレット決済と他のコンタクトレス決済の増加分の合計を鑑みると、公衆衛生上の心配からだけではなく、新しい習慣によって今後消費者はコンタクトレス決済ができる場所のみで買い物をするようになるだろう。

もう後戻りはできない

コンタクトレス決済の旋風の中、米国の消費者の57%が「新型コロナウイルスの大流行時にコンタクトレス決済を利用したことで、キャッシュレス社会の概念に慣れてきた」と言ったのは不思議ではない。接続性が向上し製品の進化とインフラが整備されるにつれ、より良いユーザー体験のために人々はコンタクトレス決済をずっと利用していくだろう。

この記事はATMmarketplace.comのDaniel Kornitzerが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークによってライセンスされています。ライセンスに関する質問については、legal@newscred.comまでお問い合わせください。

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