コンタクトレス決済(非接触型決済): 新型コロナウイルスは消費者行動を改善したか?

July 14, 2020
コンタクトレス決済(非接触型決済):  新型コロナウイルスは消費者行動を改善したか?
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新型コロナウイルスは前代未聞の社会的・経済的課題を投げかけた。その影響によって、世界のあらゆる地域に住む何十億人もの人々が制限を受けている。私たちは可能な限り今まで通りの生活を続けようとしているが、社会距離拡大戦略(ソーシャルディスタンシング)のルールのもと、在宅勤務やコンタクトレス決済の増加など、行動や日常生活は劇的に変化せざるを得ない。

イギリスでは、新型コロナウイルスのロックダウン後、もとの生活様式への復帰を望む人はわずか9%しかいないことが明らかになった。制限の解除後、あらゆることが“ニューノーマル”として再定義されるだろう。では、コンタクトレス決済への移行を支持してきた消費者や企業にとって、これはどういった意味を持つのか。キャッシュレス社会への移行が促進されるのだろうか?

コンタクトレス決済の台頭

実は、ロックダウンのずっと前から、現金を使用することは懸念されており、2017年末にはデビットカードがイギリスで最も人気の支払い方法になっていた。今では現金よりもクレジットカードの方が利用されており、デビットカード払いやクレジットカード払いの増加により、非接触決済(コンタクトレス決済)が受け入れられるようになってきた。

UK Financeのデータによると、コンタクトレス決済は新型コロナウイルスによる制限前からすでに大幅な上昇傾向にあったという。2020年1月の非接触決済の総数は7億2100万件で、2019年1月の6億4200万件から12.3%増し、2桁も成長した。これらの取引の総額は2020年1月に67億ポンドを記録し、前年同期比13.6%増となった。

コンタクトレス決済が使える場所は?

コンタクトレス決済の人気が高まったのは、決済可能なカードが普及し続けているからだ。2020年1月時点ではデビットカードの87%、クレジットカードの74%が非接触決済の機能を搭載しており、多くの場所やビジネスでも利用できることが人気を後押ししている。

スーパーやコンビニ、喫茶店、レストランなど、大抵どこでもコンタクトレス決済ができる。一日中外出しても、支払いのときに紙幣や小銭に触れないことが当たり前になったのだ。

これは旅行のときも同じだ。

ロンドンの交通機関では2017年までに非接触型の支払いが10億回利用された。それは今後さらに拡大し、ガトウィック空港や別の目的地に行く人が、鉄道の切符売り場でカードをタップするだけで支払えるようになる予定だ。

コンタクトレス決済のメリットとは?

柔軟性はコンタクトレス決済の大きな利点のひとつである。そのため新型コロナウイルスの制限が解除された後にも利用され続けるだろう。

スピードと利便性もコンタクトレス決済のキーポイントだ。カードを機械に差し込んで暗証番号を入力するよりも、カードリーダーにタップするほうが時間の短縮がはかれる。

また、コンタクトレス決済のほうが暗証番号を入力よりもはるかに安全だと言ったら信じられるだろうか?暗号化技術とカードの誤用防止に対する十分な対策により安全性が確保されている。

しかし、これらの対策には欠点もある。1回のコンタクトレス決済の利用には限度額が設けられているのだ。現在のコロナ禍の状況を鑑みて、ハンズフリー決済を促進するため利用限度額を30£から45£に増加しているが、それ以上の支払いには暗証番号が必要となる。

ロックダウン以前にコンタクトレス決済がイギリスの消費者に普及していたため、コロナ禍以降も人々がコンタクトレス決済を継続することは明らかだ。さらに新型コロナウイルスの公衆衛生の課題は、コンタクトレス決済の利用を押し上げている。そして、この習慣は今後も続いていくだろう。

 

この記事はTechBullionのTechBullion PRが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークによってライセンスされています。ライセンスに関する質問については、legal@newscred.comまでお問い合わせください。

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